因果。

こちらから。⇒町山智浩氏と唐沢俊一氏は何がきっかけで仲が悪くなったのか考えてみたよ - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)


裏モノ日記のバックナンバーを拾ってきました。同年8月頃の町山氏の「華氏911」への傾倒、11月の落ち込みぶりと照らし合わせると、ご両人の認識のギャップにくらくらします。

 8時25分のバス。仕事場到着してすぐ、アスペクトの『華氏911』原稿。最初は徹底してトバした原稿にしたが、思い直して頭から地味めに書き直す。この映画はテンションあげて批判するべき映画じゃない。こういう映画を絶賛する人々は、テンションあげた批判が出てくればくるだけ、“自分たちは正しいから相手が頭に血を上げて怒ってるんだ”というカン違いをする。要はお祭りがしたいだけなのである。
http://www.tobunken.com/diary/diary20040818000000.html

アメリカ大統領選、ブッシュ勝利確定の報。(略)ある意味、日本にとっては(アメリカ自身にとっては、とかイラクにとっては、というのでなく)最善とも言える結果だったのじゃないか。(略)ケリーという人物は公然と日本嫌いを口にし、スーパー301条を復活させようとしている男だった。(略) ブッシュ嫌いという理由だけでこういう男に肩入れしようとしていた人間というのを私はバカとしか思えないのだが、まあ、これも人間というもののアイデンティティの 不思議さなのだろう。
http://www.tobunken.com/diary/diary20041103000000.html

これ↑と、たとえば福音派ロックとファルージャ総攻撃 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記を読み比べてみると、「住んでいるところの違い」では片付けられない断層を感じてしまったりします。


なにはともあれ、伊藤さんというひとのことを伊藤(バカ)くんと呼び続けて謝罪させられた人が、今後は唐沢(××)くんと(たぶんおおっぴらにではなく、いろんなひとの心の中で)呼ばれるようになってしまったということでしょうか。因果。
例:http://qazwsx.seesaa.net/article/44274188.html